【ジュニアC】ビスティー、初マイル戦“歓迎”

[ 2011年12月30日 06:00 ]

<ジュニアC>尾形厩舎が送り出すマウントビスティー

 年明けには3歳重賞が2レースあるが、中山初日(5日)のオープンで争われるジュニアC(9R)も注目の一戦。06年キンシャサノキセキ、08年スマートファルコンといった“大物”が勝っており、近年も10年ハンソデバンド、11年デルマドゥルガーと勝ち馬がクラシック戦線をにぎわせてきた。

 ハンソデバンドの尾形厩舎が送り出すのがマウントビスティー(牡、父フジキセキ)だ。28日に坂路で4F54秒1~1F12秒4をマークするなど調整は順調。昇級戦の前走・黒松賞は4着に敗れたが、先行馬総崩れの展開で道中2番手から踏ん張った。

 今回は初のマイル戦で距離克服がポイントとなるが、尾形師は「テンにそんなにスピードがあるわけじゃないし、1200メートルは忙しかった。石橋脩もマイルの方が乗りやすいと言っていたし、折り合いも問題ない」とむしろ歓迎していた。

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2011年12月30日のニュース