【中山５Ｒ新馬戦】クラウド４角で一気にかわしてＶ！

　１８日の中山５Ｒ「メイクデビュー中山」（芝１８００メートル・良）は、１番人気のクラウドチェンバー（牡２＝萩原、父ネオユニヴァース、母ミスティーミス）が優勝した。勝ち時計は１分５４秒２。

　ダッシュ良くビップシャインがハナを奪うと、サイレントキラーが外から競り掛けてこの２頭がレースを引っ張っていった。サウスパシフィックは４番手、クラウドチェンバーもその直後の好位を追走した。

　３、４コーナーで、パシフィックがポジションを押し上げ、後方からは出遅れたリンガスキッドも積極果敢に先団まで取り付いて一団の競馬になって直線へ。

　ここで、大外を回ってクラウドが一気に内の５～６頭を飲み込んで代わって先頭へ。さらに外からフレージャパンも追いこんでくるが、クラウドが力強い伸び脚で完全に抜け出して寄せつけず完勝。迫力あるデビュー戦を披露した。

　１馬身１／２差の２着にフレージャパン、そこからクビ差の３着にビップシャインが入った。