【ローズS】善戦娘返上!ホエール最高のスタートでいざ本番へ

[ 2011年9月18日 16:20 ]

 第29回ローズステークス(18日・阪神11R芝1800メートル・良14頭、G2)は1番人気で池添騎手騎乗のホエールキャプチャ(牝3=田中清)が優勝。勝ち時計は1分48秒1。池添騎手、田中清調教師ともに本走初勝利となった。

 桜の女王、樫の女王、G3ウィナーなど本番さながらの好メンバーが揃った秋華賞トライアルは、各馬キレイに出揃って幕を開けた。

 ハナを奪ったのはマイネジャンヌ。次いで、今回は好スタートを決めたホエールキャプチャが2番手となって、リヴァーレ、キョウワジャンヌと続いて、直後にマルセリーナ、エリンコートが追走した。この後ろに、こちらも好スタートを決めたマイネイサベルが一旦中団に下げて、隊列はほぼ決まった。 

 前半の1000メートルは61秒7。想定通りの超スローの流れとなって、ホエール、マルセ、エリンコートら有力馬が前々に位置取って3、4コーナーを回っていった。

 直線を向いても粘っていたマイネジャンヌだったが、内のホエール、外からはマルセが追い出されると徐々に後退。内ラチ沿いを抜け出したホエールを、馬場の3分どころを通ってマルセがしぶとく食い下がろうとするが、直線半ばでマルセの手応えは怪しくなり、代わってキョウワジャンヌと大外を回ったイサベルの2頭が2着争いから抜け出す構えを見せる。しかし、最内をロスなく突き抜けたホエールがこれら2頭の追い上げを封じて1着でゴール。本番に向けて最高のスタートを切った。

 春のG1では苦杯をなめさせられ続けた善戦娘ホエールが、夏の充電期間を経て逞しさを増して帰ってきた。ライバルのマルセリーナがスローペースにやや掛かり気味でラスト失速したのとは対照的に、きっちりと内の3番手で折り合って直線で抜け出したあたりはやはりG1級の素質。ひと夏越えて大人になったホエールが、秋の淀でどんな走りを見せてくれるかますます楽しみとなった。

 クビ差の2着に10番人気のマイネイサベル、そこからクビ差の3着には7番人気のキョウワジャンヌが入り、ここまでの3頭が秋華賞の優先出走権を手に入れた。

 ◆ホエールキャプチャ  3歳牝馬 父クロフネ、母グローバルピース。千代田牧場生産。馬主は嶋田賢氏。戦績は9戦4勝。獲得賞金は2億2104万9千円。

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