【UAEダービー】レーザーバレット無念の9着

[ 2011年3月27日 06:00 ]

<UAEダービー>直線の叩き合いをハナ差制したクワーラー(11)

 精いっぱい戦った。だが、世界の壁は厚かった。UAEダービー(オールウエザー1900メートル)に出走したレーザーバレット(牡3=萩原)は道中は後方に置かれ、直線で懸命に末脚を伸ばしたものの9着に敗れた。

 勝ったのは地元のクワーラー。藤田は「デットーリの馬についていこうと思ったが隣の馬に寄られ後方になった。2角ぐらいから喉が鳴って3角手前でいっぱいに…。仕方ないとは思うが残念だ」と語った。萩原師は「残念な結果だったが、この経験を生かしていきたい。機会を与えてくれたオーナーに感謝している」と前向きに話していた。

 前走・ヒヤシンスS(2月19日、東京)は末脚不発で8着に終わったものの、デビュー2連勝の内容は圧巻。素質の片りんは見せていた。だからこそ、海外遠征へと踏み切れた。素質は磨いてこそ光るもの。今回の悔しさは必ず今後の競走生活にプラス材料となるはずだ。

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2011年3月27日のニュース