【ドバイＷＣ】デムーロ「信じられない」藤田「日本馬のワンツーで良かった」

東日本大震災を受けて、勝負服に付けた喪章を指さす、ヴィクトワールピサのミルコ・デムーロ騎手

　２６日の国際Ｇ１「ドバイワールドＣ」（ＡＷ２０００メートル）で、日本馬ワンツーフィニッシュの快挙を成し遂げたヴィクトワールピサとトランセンド。ヴィクトワールピサのミルコ・デムーロ騎手は「優勝したことが信じられない。スタートが悪かったが、向正面でペースが落ち着いたので先頭を取りにいった。（最後の）直線がすごく長く感じた」と振り返り、トランセンドで２着に食い込んだ藤田伸二騎手は「ヴィクトワールピサとやり合っているときは勝ちたかったが、ゴールした瞬間は日本馬のワンツーで良かったと思いました」と満足げに語った。（共同）