【高松宮記念】ミスターX 素質開花だレッドスパーダ

[ 2011年3月27日 06:00 ]

 阪神11R・高松宮記念(G1)は◎レッドスパーダのスプリンターとしての素質に懸ける。

 今回人気上位のジョーカプチーノ、サンカルロ、ワンカラットと同世代。共に顔をそろえた09年NHKマイルCはジョーカプチーノに逃げ切りを許したが、サンカルロ、ワンカラットの追撃を封じて2着。世代上位の実力を証明した。その後もマイル戦線で活躍したが、昨年暮れから距離短縮を試みた。初の1400メートルだった阪神Cは持ち前のスピードを生かしてハナを奪うと、しぶとく粘って昨年の最優秀短距離馬キンシャサノキセキに首差の2着。さらに前走・オーシャンSは1200メートルの速い流れにも戸惑うことなく2番手を追走。早めに抜け出す形で後方勢の目標になったが、最後まで食らい付いて3着を死守した。勝ったダッシャーゴーゴーとの着差はわずか0秒1。展開次第で十分逆転も狙える。

 530キロを超える大型馬だけに久々を使われた上積みも大きい。最終追いはペルーサと併せて楽に先着。はち切れんばかりのパワフルな馬体は迫力満点だ。眠っていたスプリンターの血がここで開花する。

 馬単(1)から(4)(5)(8)(13)(14)(15)。

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2011年3月27日のニュース