【フラワーC】“第三の矢”トレンドハンター初芝で豪快V

[ 2011年3月27日 06:00 ]

<フラワーカップ> 差し切り快勝のトレンドハンター(5)

 またもや松田博厩舎だ。阪神最終12Rに組まれたフラワーC。桜花賞(4月10日、阪神)への最終便で本番に名乗りを上げたのはトレンドハンター。初めての芝もお構いなしに豪快な差し切り勝ち。レーヴディソール、マルセリーナの僚馬2頭に続く、第三の矢となる。

 スタートしてすぐは後方の位置取り。いかにも初芝らしく行き脚がつかなかったが、岩田は慌てずに落ち着いていた。「芝はいいと思っていたから」と話すように、これまでの走りから確かな手応えをつかんでいたのだ。

 加速する時の勢いが凄い。外から一気に仕掛ける形で先頭へ。「3角でふわっとした。ちょっと抜け出すのが早かった」と鞍上は振り返ったが、豪快な末脚は本番へ楽しみが膨らむ。桜の主役レーヴディソールに、またも身内から強力なライバルが現れた。

 ◆トレンドハンター 父マンハッタンカフェ 母ロイヤルペルラ(ブライアンズタイム) 牝3歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・飯田正剛氏 生産者・北海道新ひだか町千代田牧場 戦績4戦3勝 総獲得賞金5250万円。

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