【みなみ北海道S】菊候補トウカイメロディが挑戦

[ 2010年8月6日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・みなみ北海道S 函館=5日】日曜メーンの函館2歳Sも重要だが、鳥谷越にとっては土曜メーン・みなみ北海道Sも大注目の一戦だ。菊花賞の有力候補とみているトウカイメロディが、古馬オープンに格上挑戦。その週に、8年ぶりの函館出張が重なったことに不思議な縁を感じていた。

 4日に函館ダートコースで5F67秒7の追い切りを行い、5日は角馬場での調整。佐藤助手は「体がふっくらしたし以前より落ち着きもある。前走(HTB賞=1着)後に放牧へ出したのが良かった」と好感触を伝える。HTB賞は速い流れを4角先頭から押し切る強い競馬。さらに体調アップし、ハンデは“超軽量”50キロとくれば期待は高まるばかりだ。大竹調教厩務員も「50キロはいいね。ハヤト(吉田隼)も気合を入れて減量するそうだよ」。強力古馬を芝2600メートルで完封するようなら、菊のタイトルが視界に入ってくる。

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2010年8月6日のニュース