“ウマドル”桜井聖良がフェブS直撃!グロリアスノア編

[ 2010年2月26日 08:22 ]

桜井聖良

 競馬を愛する“ウマドル”桜井聖良(26)が21日に行われた今年最初のG1「フェブラリーS」へ突撃取材!「敗れた馬も必ず誰かのヒーロー」と語る桜井は、第1弾で2着テスタマッタと10着リーチザクラウンの関係者に取材を敢行した。そして今回、フォーカスを当てたのは5着グロリアスノア。ノアのデビュー当時から応援を続ける桜井は、鞍上・小林慎一郎騎手(28)へ独占インタビュー――。

“穴党の馬ドル”桜井聖良 相馬眼に自信あり

 私がデビュー前からずっと応援していた馬が、矢作厩舎のグロリアスノア(牡4)です。元々ノアの生産牧場の関係者さんにも勧められていたお馬さんで、ノアの新馬戦を見て一発で一目ぼれ。それからずっと大好きなんです!去年の5月には私のブログで推奨馬としてみんなにオススメしていたんです。そんなノアのG1初挑戦となったフェブラリーSでは、じわじわと追い上げて見事掲示板(5着)に入りました!興奮冷めやらぬ中、レース後の主戦・小林慎一郎騎手のもとを訪ねました。

―最初にノアに乗った時の印象を教えてください
 小林「いい馬だなと思いましたし、期待をしていました」

―昔から心配されていますトモはいかがでしょう?
 小林「トモはまだ甘くデビューの時からずっとそうでした。今もそうですが少しずつ良くなっているので、これからまた良くなると思います」

―私はノアのデビュー当時からずっと追いかけていました。根岸Sの重賞制覇は、本当に感動しました!
 小林「ありがとうございます。最初の頃はかっこいいよりもかわいい部分が多かったのですが、今は以前よりも落ち着きがあります。まだ少しかわいいですけどね」

―今回は人馬ともに中央レースでのG1初挑戦ということで、やはりプレッシャーを感じていましたか?
 小林「そうですね、少し緊張はしましたが、本番はノアの力を最大限に出せるように変に力を入れず自然体でいようと意識していました。きょうは展開が少し向かなかった部分もあり残念でしたが、それでもここまで頑張ってくれました。やっぱりノアは本当に強くていい馬です。これからの馬ですよ」

―私は乗馬をしているのですが、もっと馬と“会話”をしたいと思っています。小林騎手はどのようにして馬と“会話”をされていますか?
 小林「それはやっぱり愛撫ですね。レースがあってもなくても日頃から愛撫しています。やっぱり普段から撫でて、接していないとコミュニケーションはとれないですし、馬も不安になると思います。自分も撫でることによって、その馬のことがわかることもありますし。愛撫すると言っても、同じ部分だけを撫でるのではなく、頭だったり首だったり腰だったりとあらゆる部分を撫でていますよ。普段から撫でていないと、いきなり腰を撫でた時に腰を撫でられることに慣れていない馬の場合、びっくりして暴れてしまうので。なので、僕にとっての馬とのコミュニケーションはやはり愛撫ですね。もちろんノアにもです」

 最後は少し照れながらも、うれしそうにお話をしてくださった小林騎手。ノアはどれだけ愛されているのだろう。目を輝かせて相棒の凄さを話してくださる小林騎手の姿を見て、すごくそんなことを感じました。ここがすべてではない。ノアと共に歩む旅は今始まったばかりです。(馬バカのウマドル 桜井聖良)

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2010年2月26日のニュース