【中山記念】谷原師は心配なし「行きっぷり良かった!」

[ 2010年2月26日 06:00 ]

 ターフライター・平松さとしの「直球勝負・キーマンの懐へ」は、中山記念に向け軽快な動きを見せるサニーサンデーの谷原師に迫った。

 ――サニーサンデーの前走(中山金杯6着)はスタート直後、少しモタれた。
 谷原師 もともとヨレる癖のある馬。普段は追われてからそういう面を出すことが多い。
 ――追われた後は内へ行きたがりますよね?
 そうですね。内へササる癖があります。でも、最近は解消してきたので心配していません。
 ――外枠(15番)だったために外を回りながらハナに立つ形になりました。
 相手の出方を見ながら進められるので外枠自体は不利とは思いませんでした。ただ、結果的にペースを落とし過ぎたかも。
 ――5F通過61秒9。
 あのペースだから3角で他の馬にかわされてしまった。それでも、よく粘って最後も小差(勝ち馬から0秒1差)だったのだから大したものです。
 ――極端に速い脚で上がれるタイプではないだけに、あまりスローに落とすのは得策でない。
 その通りだと思う。早めに動いて後続にも脚を使わせて粘り込む形が合っている。そういう意味で前走は自分の形に持ち込めなかったと言えるでしょう。
 ――今回は他にも行きたい馬がいます。
 別にハナにはこだわりません。折り合いさえすれば2~3番手の方がいいと思います。
 ――鞍上次第?
 吉田隼人君が騎乗停止中のため、佐藤騎手にお願いしました。前で競馬をする馬には合う騎手だと思うので期待しています。

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2010年2月26日のニュース