【阪急杯】角田 重賞Vで引退に花添える!

[ 2010年2月26日 06:00 ]

 阪急杯は調教師に転身する角田騎乗マイケルバローズに注目だ。

 ダービージョッキーがステッキを置く瞬間が近づいてきた。調教師試験に合格した角田。厩舎開業は来年の見込み。3月からは中竹厩舎の技術調教師となる。

 ダービー馬ジャングルポケット、“幻のクラシックホース”フジキセキ、長丁場で活躍したヒシミラクルなどで名勝負を繰り広げてきた名手の騎乗も今週で見納め。角田は「最後だからといって特別な感情を持たないようにする」と平常心での騎乗を心掛ける。ラストウイークの騎乗は8頭。とりわけメーンでドラマが生まれないだろうか。
 土曜は関東ファンの前で最後の雄姿を披露。千葉Sのラインプレアーは2走前に角田騎乗で準オープンを勝った。8番人気での鮮やかな差し切り劇。今回も伏兵視されるが、勝負どころのスパートを堪能したい。日曜の阪急杯はマイケルバローズに騎乗。過去、松永幹師が騎手引退の日に自ら花を添える神がかり的な重賞制覇(06年ブルーショットガン)があった。角田もその再現をというわけだ。管理する藤沢則師も「メークドラマがあるといいね」と期待十分。騎手として残り2日間に全力投球する。

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2010年2月26日のニュース