「セクシー田中さん」調査報告書で東村アキコ氏がコメント 漫画家とTV局、直接やりとりをすれば…

[ 2024年5月31日 19:18 ]

東村アキコ公式X(@higashimura_a)から

 日本テレビは31日、昨年10月期放送の連続ドラマ「セクシー田中さん」原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題について、東京・汐留の同局で「社内特別調査チーム」が会見を開き、調査結果を報告した。石澤顕社長も会見に出席し、芦原さんへ「心より哀悼の意」を表明。「ドラマ制作側と原作側の認識の違い、そこから生じたミスコミュニケーション」などから問題が起こったとし、ドラマ制作の在り方を見直すことを表明した。

 同局はこの日、約90ページに渡る報告書を公表。原作者とドラマ制作側の間の意思疎通がうまくいかず、信頼関係が失われていったと明らかにした。

 報告書には、「東京タラレバ娘」「海月姫」「美食探偵 明智五郎」など数多くの作品が映像化されている漫画家・東村アキコ氏のコメントも掲載。ドラマ化に際して原作者(出版社)とテレビ局のどちらに決定権があるのかがあいまいだとし、自身の過去の経験を告白。ドラマのキャスティング案を「他の俳優がいい」と断るとプロデューサーから「この人がダメならドラマ化をやめる」と言われ、味方になってくれると思った出版社の担当者からも「漫画の売り上げのためにもここは折れてください」と言われたという。「出版社にとってはドラマになることが最優先であり、人気俳優が出演し、結果、漫画が売れることが大事なんだと感じました」と自身の受け止めを明かした。

 東村氏はドラマ化の際にプロデューサーら制作側と直接やり取りをした経験があるという。出版社の担当者も含めたLINEグループを作って原作から変更したい部分の相談を受けたそうで「LINEは履歴が残るので後で振り返ることができますし、誤解や認識のずれが生まれにくい」と出版社を通した“伝言ゲーム”にならないと説明。「出版社が窓口になることが慣習のようになっていますが、漫画家とテレビ局が直接やりとりしてはいけないというルールはありません」とした。

 今回の問題は「ミスコミュニケーション」などが原因になったとされるが、東村氏は「作家側とテレビ局側の“やりとり責任者”が必要」と提言。「テレビ局や制作会社が映像制作に詳しいエージェントをつけて、エージェントが原作者、出版社との調整役を担うというやり方もある」とし、「原作者、出版社、映像制作側の考えを正確にくみ取り、やりとりを記録し、擦り合わせすることで、伝言ゲームによるトラブルを防ぐことができると思います」と見解を語った。

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