【名人戦】藤井名人 30分ある夕休憩を10分で切り上げる 豊島九段の巻き返しに遭い形勢互角

[ 2024年4月24日 17:37 ]

名人戦第2局2日目に臨む藤井聡太名人(日本将棋連盟提供)

 藤井聡太名人(21)=王将など8冠=が挑戦者に豊島将之九段(33)を迎える第82期名人戦7番勝負第2局は24日、千葉県成田市の新勝寺で2日目が指し継がれ、午後5時、夕休憩に入った。

 両者におにぎりが提供された。持ち時間9時間から藤井が7時間47分、豊島が7時間5分消費した。

 午後の戦いで豊島飛車を捕獲し、飛車2枚に角と大駒3枚を手中にした。連勝発進へ向け、リードを広げたかに見えた藤井だが、手駒にした飛車を放って制圧をもくろんだ1筋の攻防で押し戻されている。

 1筋の飛車は3筋へ逆に押し込められ、豊島王の入王すら危惧される展開になった。形勢はほぼ互角とみられる。手番の藤井は30分ある休憩を10分で切り上げ、対局室へ戻って熟慮に沈んだ。

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