【名人戦】豊島将之九段、2連敗で藤井戦11連敗「序盤でかなりさえなくなって…そこがまずかった」

[ 2024年4月24日 22:12 ]

名人戦第2局2日目に臨む豊島将之九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第2局は24日、千葉県成田市の成田山新勝寺で2日目が指し継がれ、藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が126手で挑戦者・豊島将之九段(33)を下して2連勝。初防衛へ前進した。豊島九段は対藤井戦11連敗となった。

 5期ぶりの名人復位を目指す豊島九段は今月10、11日の第1局では藤井名人を追い詰めながらも最終盤でまさかのミス。大どんでん返しで勝利を逃し「ひどかった。(残り)時間があったので考えないといけなかった」と話していた。

 この日も第1局に続いての激闘。豊島九段は終盤に優勢になる場面があったが「際どいかなと思ったけど勝ちかどうか分からなかった」。そして「序盤でかなりさえなくなって、そこがまずかったと思います。難しくなった後もあまりいい手を指していないので、良くなかったと思った」と話した。

 連敗スタートとなったが、5月8、9日に東京都大田区の羽田空港第1ターミナルで行われる第3局への意気込みを問われると「序盤で、かなり早い段階で悪くしてしまったので、そういうふうにならないようにやっていきたい」と前を向いた。

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