哀川翔 40分意識なしの臨死体験告白「何で救急車にいるの?って。全員、呆然だった」

[ 2024年4月5日 22:09 ]

哀川翔
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 俳優・哀川翔(62)が、5日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 2時間SP」(後8・57)に出演し、自身の臨死体験について語った。

 路上パフォーマンス集団「一世風靡セピア」の一員として柳葉敏郎らとデビューし、俳優に転身。問題の出来事は29年前、柳葉や渡部篤郎らと飲んだ日の夜に起きたという。

 「当時、待ち合わせて飲むことってほとんどなかったんですよ。でもたまたま柳葉と飲もうという話になって。後輩たちが訪れたり、渡部篤郎が来たり、ちょっと不思議な日ではあったんですよ」。酒が入ると一瞬だけ寝落ちすることもあったという哀川。この日も2、3時間ほど飲んでパタッと寝たという。

 「ちょっと眠くなったから、寝ようと思って寝た。俺から見ればね。周りから見ると、パタッといったみたいな」。この時、哀川は呼吸停止だけでなく、心停止も起こしていたという。

 救急車が呼ばれたが、周囲もパニック状態で、哀川には何の救命措置が施されておらず、既に生存率は極めて低い状況。救急車の中で人工呼吸、心臓マッサージ、さらに電気ショックも施されたが、運悪く搬送先の病院も見つからず、救急車はその場で停車したまま40分が経過した。

 救急車の外では飲んでいた仲間たちが泣き叫び、あきらめていた中、哀川は突然、意識を取り戻したという。「“…うわ~!”って。“え?何これ。何で救急車にいるの?”って。全員、呆然だったよね。俺が元気で出てきたから。“じゃあ帰ろうか?”って言ったら、“…おお”って」。謎の生還劇に、スタジオも驚きに包まれていた。

 哀川は意識を失っている間、不思議な夢のようなものを見ていたという。「おがくずに入っているんだよ。俺が。土じゃなくて、おがくずね。成長する時期だったのかな?羽化して。カブトムシか、俺はみたいな」。しばらく、おがくずの中の生活を楽しんだ後、「おがくずの中にいてもしょうがねえから、出るかって、掘ったわけ。そしたら、寝かされた俺が、こうやって(両手でおがくずを掘るように)起きてきたっていう」。謎の臨死体験の末に息を吹き返した哀川。「ボーンと起きてきて、何事もなかったように」と振り返っていた。

 この出来事の10日ほど前にも、似たような症状で倒れたことがあったという哀川。医師によると、哀川の症状は低体温による心室細動、心臓振とうによる不整脈など、いくつか原因が考えられるという。40分以上もたって生還できた理由は、心臓が止まったり戻ったりしていた可能性があるとした。

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