26年ぶり「GTO」関西テレビ「親子視聴が多かった」 反町隆史感謝「本当にやって良かったという瞬間」

[ 2024年4月5日 08:30 ]

取材会を行った反町隆史
Photo By 提供写真

 俳優の反町隆史(50)が3日、都内で取材会を行い、1日にフジテレビ系で放送された主演ドラマ「GTOリバイバル」の反響に感謝した。

 放送終了後に出演者が会見を行うのは極めて異例。反町は知り合いから届いたという、ある家族がテレビを囲んで「GTOリバイバル」を見ている写真をモニターに映し、「本当にやって良かったという瞬間だった」と感慨深げに語った。

 関西テレビによると、親子視聴が多かったという。「“言いたいことも言えない時代なんだな”っていうのを、なんとなく、みんな感じてる中で、教師っぽくない謎の男が熱くて、魂を真正面からぶつけてくるのが新鮮に見えたという意見が多かった」とした。

 反町は「僕の友達でも、二、三世代一緒に見て、子供たちが初めて鬼塚を見て、“この先生いいね”と。親御さんたちはもちろん昔の『GTO』を見てますから、“こういう先生、昔はいたんだよ”とか“人間の心情はこういうことなんだよっていうのを子供に教えられた”とか。そういう声を聞いた」と、反響の大きさを語り、「この『GTO』に携わって、鬼塚英吉をこうやって素晴らしい形でリバイバルとしてできたこと、本当に感謝しかありません」としみじみと語った。

 作品に込めた思いについて「子供たちには何かたくさんの夢とたくさんの可能性を持ってほしいなっていうのがある。僕の気持ちと鬼塚の気持ちは多分同じだろうなと思った。子供たちにはどんな小さい夢でもいいから見てほしいっていうのは、50歳になったときの鬼塚のセリフじゃないかなって思いました」と語った。
 
 1998年に放送された大ヒットドラマの26年ぶり復活。元ヤンキー教師「グレート・ティーチャー・オニヅカ」こと鬼塚英吉の型破りな教育を描いた「GTO」が、令和の時代によみがえった。平均世帯視聴率は9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。同時間帯(後9・00~10・48)横並びトップだった。98年には、生徒役として窪塚洋介、小栗旬、山崎裕太らが出演していた。

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