ムロツヨシ、「一番影響を受けた」大物俳優からの教え「人前に立つのはとても恥ずかしいこと」

[ 2024年2月5日 12:27 ]

ムロツヨシ
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 俳優のムロツヨシ(48)が4日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。俳優人生の礎になっている教えを語った。

 ムロは、柄本明らが結成した「劇団東京乾電池」出身。「東京乾電池が研究生を募集していた。乾電池の研究生オーディションに行ってたまたま受からせてもらった」と謙遜気味に語った。

 柄本の前で初めて芝居をした際に、柄本から「君は間違っていない。だけど君のやり方はとてつもなく遠回りをする。自分が覚悟を持てるなら続けなさい」と言葉を掛けられたという。

 「その言葉があるから僕は自信持っている。柄本さんの前で芝居することを」と、後日自信を持って芝居を披露。すると、「お前恥ずかしいな。自分のこと上手いと思ってるだろ。気持ち悪いな。お前は終わり」と辛らつな言葉を受けた。

 ムロは柄本の言葉を「自分の中で一番影響を受けたこと」と語った。「解釈なのでその時一緒にいた研究生たちとも捉え方は違う」とした上で「人前に立つのはとても恥ずかしいこと。それを職業として好きでやろうとしていることはどれだけ愚かなことか。気持ち悪いことか。この世界で生きるためのことを一番最初に伝えてくれた」と、人前に立つことの恐怖と覚悟を教えてくれた柄本に感謝した。

 「今でもずっと自分の口癖で自分に言います。人前に立つのはどれだけ恥ずかしいことかと」と、俳優人生の指針になっている。

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