がん闘病の森永卓郎氏 マイナ保険証の切り替えに「非現実的」「保険証で誰か困るのか、誰も困っていない」

[ 2024年2月5日 14:20 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 ステージ4のすい臓がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が5日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演。マイナンバーカードを保険証として使う「マイナ保険証」について語った。

 番組では今年12月の現行保険証の廃止に向け厚労省がマイナ保険証の利用促進を訴える中、昨年11月分の国家公務員の利用率が4・36パーセントだったとするニュースを紹介。パーソナリティーの大竹まことは「防衛省の利用が2・5パーセントと。市民の間でも下がってきているんですけど、防衛省が下げているという話になっちゃいますね」と話した。

 森永氏はがん治療に加えて1月に尿管結石で救急搬送されたことを明かしており、「私この1カ月半、もの凄い数の病院とクリニックに行っているんですけど、マイナンバーカード出して下さいって言った病院1個もないですよ。私個人的には0パーセントです。だって出せって言わないんですもん」と言及。「私はどっちでもいいんですけど。マイナンバーカード持って行ってないので言われても困るんですけど、言われないので」と自身の経験を語った。

 これに大竹も「私もこの間、薬もらったんですけど、保険証。私も保険証しか持ってない」と同意。森永氏は「だからマイナ保険証に全面切り替え自体がちょっと非現実的、無理しすぎている。保険証で誰か困るのかって。誰も困っていない」と語り、大竹は「森永さんがこんなに病気しても困らないっていう。それこそ困りましたね」と苦笑いで応じた。

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