大谷愛犬 オランダ原産コーイケルホンディエ 大谷同様高い能力 購入に2年以上待つことも

[ 2023年11月18日 05:15 ]

愛犬とMVP受賞を喜ぶ大谷(エンゼルスの公式SNSから)

 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(29)が、MVP発表時の米テレビ局での中継で抱いていたコーイケルホンディエ犬に注目が集まっている。

 日本では100頭前後しか登録がない希少種。ブリーダー歴30年の長野県軽井沢町のペットサロン「WANZ KARUIZAWA」を経営する小川友恵さん(54)は「まだ若い1歳前後ではないでしょうか。大谷さんによく懐いていて信頼関係はバッチリに見えました」と、大谷を飼い主としても絶賛した。

 オランダが原産国の狩猟犬で、第2次世界大戦後に一時は絶滅寸前となった世界的にも希少な犬種という。ブリーダーが血統を守って管理、繁殖させている。日本国内での価格は平均で60万円前後。多く繁殖させないため、子犬は購入まで2年以上待つこともある。

 まさに大谷にぴったりな犬種だ。明るく、頭が良く、身体能力も高い。小川さんは「障害物競走のようなアジリティー競技で活躍したり、災害救助犬にもなっている」と説明する。一方で「大谷さんにはよく懐いていましたが、知らない人には近寄らないところもあります」と、警戒心が強いともいう。「1歳前後の大谷さんの犬はこれからもっと毛が長くなって、もう少し大きくなるかもしれません」と話した。

 この日、犬の血統証明書を発行している「ジャパンケネルクラブ」に「犬種は何か?」と問い合わせが相次ぐなど、一気にコーイケルホンディエ犬に注目が集まった。小川さんは「大谷さんのおかげで皆さんに知ってもらうことができたのは良かった」と感激。ブリーダーとして「とは言っても軽々と飼うのではなく、責任を持って可愛がっていただける方に興味をもっていただければ」と注意喚起も交えて、広がりに期待した。

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