ジャニーズWEST・中間淳太「もろ“ジャニーズ”が入ってる看板を背負ってやってきて…」名称変更に言及

[ 2023年9月8日 17:05 ]

ジャニーズWEST
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 「ジャニーズWEST」の中間淳太(35)が8日、MBSテレビの情報・報道番組「よんチャンTV」(月~金後3・40)にコメンテーターとして出演。故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に都内で開いた会見についてコメントした。

 会見では藤島ジュリー景子社長が4日付で退任したことと、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表。2人はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪した。今後は外部から法令順守を徹底するための人材を招き、人権侵害防止のため体制を整備することなどを約束。被害者へは期間を決めず、「法を超えて」(東山)の補償も行うとした。ジャニー氏の性加害問題については「人類史上、最も愚かな事件」と厳しく追及。「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

 名称変更をしない方針について意見を尋ねられた中間は「自分の中でもまだ見つかってない。モヤモヤしてるんですよ」と明確な答えがないと語り「個人としての意見は、残して欲しいなって気持ちがあります。約10年、『ジャニーズWEST』ってもろ“ジャニーズ”が入ってる看板を背負ってやってきて誇りもありますし、例え世の中の風当たりが強くなっても僕は続けていきたい気持ちはあります」と個人の思いを口にした。

 その上で「ただ、それって僕は性被害をまったく受けたことがない。ジャニーさんに指1本触れられたことがないんですね。だからこそ、言えることってあるのかもしれないと思っていて」と語り「1人でもジャニーズって文字を見て嫌な思い出が蘇ってしまうのであれば、僕は変更するべきだという気持ちもあります」と被害者の気持ちを尊重すべきとした。

 そして「今はとにかく被害者の皆様の気持ち、心のケア、世間の信頼を取り戻すべく、我々1人ずつも気を引き締め直して活動していくことが最優先なんですけど、名前については、それぞれで全部意見が違うので時間をかけてしまうのかもしれないけど、いろんな方の意見を聞いて慎重に考えていくべきと思います」と言葉を選びながら意見した。

 今後についても語り、中間は「センシティブな内容であるので、正直僕もこの問題が発覚してから、もしかしたら僕の身近な人にもそういった被害者がいるのかもしれないと思うと怖くて話せないんですよ。でもこのニュースを見続けて被害者の皆様の意見を聞いて、常に僕たちは関係ないと思うんじゃなくて、自分たちももしかしたら被害者、被害者にとっては加害者になってたかもしれない。守ってあげられなかった部分がもしかしたらあるのかもしれないという気持ちは常に持ち続けて考えていかないといけない」とした。

 続けて「ジャニーズWESTとしては10年やり続けた誇りもありますし、どこのグループにも負けないエンタメ性があると僕は自負しているんです。僕以外のメンバーも多分そう。その自信が根底にあるからこそ、例えこれから社名が変わろうと、もしかしたら事務所が解体しようと、僕たちは変わらずに応援してくださってる皆様に自分たちができることを届けて、生きるパワーを送れたらな、という気持ちで頑張り続けます。なので、皆さんが応援してて恥ずかしいって思うようなことを僕たちが絶対にさせません。なのでこれからも信じて欲しいです」と少し声を震わせながら真っ直ぐ前を見て今の思いを口にした。

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