ずん・飯尾和樹 コンビ結成秘話明かす 結成前に相方から突き付けられたまさかの条件「信じられます?」

[ 2023年8月3日 13:16 ]

ずん・飯尾和樹
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 お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(54)が2日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に相方のやす(53)とともに出演。コンビ結成秘話を明かした。

 事務所の先輩・後輩で2000年に結成したずん。飯尾は18歳から母の実家の一軒家で1人暮らしをしていたといい、家賃を滞納した後輩たちが転がり込んでくるように。飯尾が27歳ぐらいの頃だったといい、そこから5~6人での共同生活が始まったという。

 それでも「みんな結婚を機にとか、親父の仕事継ぐとかで辞めていく」という状況で「俺も解散して、ピンでうだつが上らず、やすもちょうど解散して。浅井企画の在庫品ですよね」と苦笑。そんなタイミングで、ずんを結成し、「“リンスとリンスが組んだ”って言われて。シャンプーがない。しかも、たちが悪いのがお互い違う香りだっていう。“最後、ダメだったら辞めようよ!”ってずいぶんズルズルやってました」と笑った。

 すると、やすは「もう1組やらないかって声がかかってた」と告白。意外な告白に、飯尾も「初めて聞いた!」と驚き。やすは「ドラフトにかかっている気分だった」と振り返った。

 それでも、コンビ結成には順調ではなかったという。飯尾は「最初は“コンビ組みましょう!”って言ってくれたんですよ。3日ぐらいしたら“ちょっとお話があります”って。その頃(飯尾が持っていた仕事は)キャイーンのラジオ、関根さんの年1回の舞台だけ。“その仕事も辞めて、ゼロにしてくれないか。(一緒に)やりたいなら”って」と、やすからまさかの要求を突き付けられたことを明かした。

 やすも認め「“今、俺は仕事ゼロだからゼロにできんすか?”って。“同じ気持ちじゃないとできません。足並みがそろいませんよ、飯尾さん”って」。飯尾は「あいさつもしないで先輩に…やさぐれちゃって。信じられます?“変わったなこいつ”と思って」と回顧。飯尾は次に会った時に「“やめよう”って言おう」と思っていたというが、後輩から「やっさんやがさぐれてまして。絶対に俺が説得します。絶対に組んだ方がいいです」とお願いされたという。それでも、飯尾は「もうピンネタ考えよう!」とあきらめていると、やすから電話で「すみません、やっぱりお願いします」と連絡があったという。

 やすはその理由について「荒賀くん(後輩)が本当にげんこつでガーん!って(殴った)。“何、考えているんですか!”って」と説明。その展開に飯尾も「おっかしいでしょ!」。TOKIOのメンバーからも「マンガじゃん!」とツッコミを入れた。

 それでも、やすは「人間ってあるんですよ、げんこつで目覚める時が」と振り返り、「本当にずん結成の恩人なんです」と後輩に感謝した。

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