原晋監督　日大アメフト部の違法薬物容疑で学長の未対応に疑問「本来は大学長が出てくる必要が」

青山学院大陸上部の原晋監督
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　青学大陸上競技部の原晋監督（56）が3日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）にコメンテーターとして生出演し、日大アメリカンフットボール部の部員に対する違法薬物疑惑で、大学側の対応について私見を語った。

　警視庁はこの日午後、覚醒剤取締法違反、大麻取締法違反の疑いで、東京・中野区にある同部の寮を家宅捜索した。大学側は先月中旬に「アメフト部の寮で大麻を吸っている部員がいる」との情報提供を受け、寮内を調べたところ、植物片を発見。警視庁が鑑定し、捜査を進めていた。寮では植物片の他、覚醒剤の錠剤のようなものも見つかっており、鑑定の結果、植物片は乾燥大麻で、錠剤には覚醒剤の成分が含まれていることが判明した。

　作家の林真理子理事長は2日、報道陣の取材に対応し、日大の林真理子理事長は「違法な薬物が寮にあったというのはまだ確認されていない。学生を信じたい気持ちでいっぱいだ」と述べた。

　原監督は「林理事長が出て会見（取材対応）されているようですけども、本来経営側が理事長なので、学びの場ですから、本来は大学長が出てきて調査に乗り出す必要があるし、会見もする必要があると思う」と指摘。「まだ学長からメッセージ、コメントが出てないのが、大学として本当に対応しているのかなという感じがします」と、首をひねった。