「どうする家康」お葉 北香那「こういう役で出演できたのは大きなこと」
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【牧 元一の孤人焦点】NHK大河ドラマ「どうする家康」で、家康(松本潤)の初めての側室・お葉を演じる俳優の北香那(25)がインタビューに応じた。
──お葉が初登場した第10回(12日放送)で、前半、ロボットのように動いていたのが印象的でした。
「監督さんから『ロボットのような動きをしてほしい』と言われました。お葉が歩いたり作業したりする時に、ひとつひとつの動きが流れないように心がけました。前半のお芝居は感情を出せないので難しかったです」
──イノシシをナタでさばくシーンがありましたが、ああいう荒々しい一面はご自身の中にあるものですか?
「子供の頃はそれこそイノシシを獲っているんじゃないかと思われるくらい活発だったので、そういう一面は少しあるかもしれません」
──お葉の人物設定は「できるおなご」ですが…?
「私はそんなにできない女かも(笑)。ただ、今できることを後回しにしないですぐにやるというところはお葉に近いと思います。あそこまでテキパキ動けませんけど」
──家康の耳を触ったり腹部をなでたりするシーンは、普段しない動きだと思うので、芝居が難しかったのでは?
「あのシーンはアクションの先生の指導を受けながら演じました。アクションに集中しすぎると、耳を触るという目的をつい忘れてしまうんです。リハーサルで、松本さんから『ちゃんと耳を狙って』と言われて『はい』と答えるみたいなことがありました」
──あのシーンは面白かったです。
「脚本を読んだ時、お葉は面白いシーンがいっぱいあると思いました。でも、面白く演じようとすると、おかしくなると思ったので、あくまでも真剣に、お葉が思うことを素直に話したり表現したりするようにしました」
──松本さんとの共演は?
「お芝居をさせていただくのは初めてでした。脚本を深く読まれて、誰もそこまでは考えていなかったような家康像を表現されている印象を受けました。アクションもとてもお上手で、お葉が家康に飛び乗っておなかをなでるシーンをリードしていただいたり、アクションの良い見せ方を教えていただいたりしました。ご一緒させていただいて、とても勉強になりました」
──お葉は美代(中村守里)が好きで、お葉を側室にした家康が「本当はつらかったのか?」と聞くと、お葉が「殿に触られるたびに吐きそうに」と本音をもらすシーンが秀逸でした。
「『吐きそうに』と言うところは、松本さんの悲しそうな顔が面白くて、リハーサルの時、何度も笑ってしまいそうになりました」
──数あるシーンの中で最も印象的なシーンは?
「お葉が家康のところに美代を連れてくるシーンです。2人とも手討ちになるかどうかというところで、お葉と美代がそれぞれ『わたくしを』『わたくしを』と言い張るのは松本さんの案でした。家康さんは2人がそこまで思い合っている姿を見たら許すしかないと思いました」
──美代を演じた中村さんは?
「おしとやかで、私とは真逆な感じで、お葉は自分と真逆な部分にひかれたんだろうなと思いました。撮影の合間に一緒に食堂に行って、いろいろ話したんですけど、カメラが回っていないところでは今どきの19歳の一面があって楽しかったです」
──注目されたドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズ(2017年~)に出演してから約6年たちましたが、ここまでの役者としての歩みは?
「バイプレイヤーズで初めてレギュラー出演する役をいただいて、ここまでいろんなことがありました。全てが良いことばかりで、周りの方々に感謝するばかりです。最近はシンプルに、ここまで続けて来られて良かったと思うことができて幸せです」
──6年前と現在では役者としてどんなところが違いますか?
「脚本を深く読む力みたいなものが少しついて来たと思います。年齢を重ねるごとに深く読むことの大事さを感じるようになりました。深く読めているか読めていないかが、現場で大きくお芝居に反映されます。そこはいつも勉強になるところです」
──今回も脚本を深く読んで撮影に臨みましたか?
「脚本に書かれているお葉像を自分なりにかみ砕いて解釈しました。監督さんがイメージしたお葉像と大きな差はなかったですけど、少し違っていたのはロボット感でした(笑)。私の中ではクールで格好いい女性のイメージでしたけど、そこに、愛らしさを加えました」
──第10回の脚本全体の印象は?
「大河ドラマでLGBTQが描かれているのが新鮮でした。周りにLGBTQの友だちがたくさんいるので、演じられることがうれしかったです。当事者の方にも、そうではない方にも、新鮮な気持ちで大河ドラマを見ていただけるのではないかと思いました」
──改めて、お葉という人物の魅力はどこでしょう?
「多くを語らない。本当に強いものを持っている。真面目で、相手への思いやりがある。できないことは素直に謝る。いろんな面を持っていてあこがれます。こういう役で出演できたのは大きなことで、完成した映像を見てとてもうれしかったです」
──今後の登場シーンは?
「これまで自分を縛っていたものから解き放たれたイメージ、ちょっと家康さんを手のひらで転がす感じがあります」
──今回の役で北香那さんファンがさらに増えると思います。
「増えてくれたらうれしいです(笑)」
◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局総合コンテンツ部専門委員。テレビやラジオ、映画、音楽などを担当。
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