八代英輝弁護士　岸田首相の“異次元”「安倍元総理のスピーチライターの言葉」「5000円に負ける」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（58）が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。岸田文雄首相が4日、年頭会見で、今後の優先課題として「異次元の少子化対策」や「インフレ（物価上昇）率を超える賃上げ」の実現に取り組むと明らかにしたことについてコメントした。

　八代氏は、異次元の少子化対策について触れ「引っかかるのは異次元の何何って最近よく使われますけれども、これ僕初めて聞いたのって、もともと安倍元総理のスピーチライターの方の言葉だと思うんですよ。もともと岸田総理の言葉じゃないので、異次元のなんとかって言われても」と違和感を口にした。

　そして、「異次元、異次元って使われても小池さんの5000円に負けてしまうということになってしまうわけじゃないですか」と、東京都の小池百合子知事が4日、都庁での新年のあいさつで、少子化対策として都内に住む0～18歳の子供に1人当たり月5000円程度を給付する意向を明らかにしたことについて言及し、「もう少しご自身の言葉で私は語ってもらいたいなって思います」と話した。