「風、薫る」にずん飯尾&シソンヌじろう、原田泰造ら出演 NHKドラマで芸人が重宝されるワケとは?

[ 2026年2月25日 12:52 ]

朝ドラ「風、薫る」に出演する飯尾和樹(左)、じろう
Photo By 提供写真

 NHKは25日、お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(57)とお笑いコンビ「シソンヌ」のじろう(47)が今年前期の連続テレビ小説「風、薫る」に出演することを発表した。同作には既にお笑いトリオ「ネプチューン」原田泰造(55)ら多数の芸人の出演が発表されている。NHKのドラマでお笑い芸人が重宝されるワケとは。

 文明開化が進むもまだ女性の職業が確立されていない明治時代。看護の世界に飛び込み日本初の「トレインドナース」と呼ばれた大関和(ちか)と鈴木雅(まさ)をモチーフにした2人の女性の活躍を描くバディ劇。見上愛と上坂樹里がダブル主演を務め、見上が大関がモデルの一ノ瀬りん、上坂が鈴木がモデルの大家直美を演じる。

 飯尾は帝都医大病院の中でりんたちが頼れる数少ない存在である用務員の柴田万作役。「ぺっこり深々88°よろしくお願いします」とおなじみのギャグで意気込んだ。じろうは女優の猫背椿演じる看病婦・フユの夫・永田康介を演じる。じろうは小学生のころ病弱だったといい、「あの頃お世話になったお医者様、看護師さんに見てもらえるとうれしいですね」と語った。

 演技経験の豊富な原田は、生後まもなく親に捨てられた直美を引き取って以来、直美を見守るキリスト教の牧師を演じる。他にもお笑いトリオ「森三中」の大島美幸(46)、お笑いコンビ「ザ・たっち」のたくや・かずや(43)、お笑い芸人つぶやきシロー(54)、ものまねタレントの丸山礼(28)の出演が発表されている。

 近年、NHKのドラマには芸人が数多く起用されている。現在放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」ではお笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」が蛇役、蛙役としてナレーションを担当。お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大はヒロインたちの生活に影響を与える松江新報の自称・敏腕記者を演じている。

 また、「風、薫る」で制作統括を務める松園武大チーフプロデューサーが手がけた24年の大河ドラマ「光る君へ」にも主要キャストとして芸人が出演していた。お笑いトリオ「ロバート」秋山竜次が真面目で曲がったことが大嫌いな藤原実資役、お笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲がお調子者で気品あるエリート貴公子・藤原斉信役として出演。共に“三枚目”ではない役柄を高い演技力と唯一無二の存在感で演じ、大きな話題を集めた。2人の演技は視聴者はもちろん、制作陣や共演者からも高い評価を受けていた。

 テレビ局関係者は「芸人さんは毎日のようにお客さんの前に立ったり、バラエティー番組に出演しているため、場の空気を読む対応力に長けている。漫才やコントは“間”が重要。演技でも絶妙な間や言い回しを表現するのがうまい。それに加えて、俳優陣とは一味違う存在感があるため、作品にアクセントや厚みを加えてくれる」と話す。

 数多くの芸人が起用されている「風、薫る」。見上、上坂ら俳優陣とどのような化学反応を起こし、作品に彩りを与えるのか、注目だ。

続きを表示

「飯尾和樹」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年2月25日のニュース