古村比呂「言っちゃいけないプレッシャーが大きかった」17年のガン再発で母親もうつ病に

[ 2022年7月7日 13:58 ]

女優の古村比呂
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 女優の古村比呂(56)が、7日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。古村のガン再発がきっかけで母親がうつ病になったことを明かした。

 古村は2012年1月に子宮頸(けい)がんが分かり、3月に子宮を全摘。2017年3月に再発、11月に再々発し、抗がん剤治療を受け、19年2月には抗がん剤治療休止を発表している。

 17年3月に再発した際、「仕事に迷惑をかける」と思い公表を控え、母親にも「誰にも言わないで」とお願いをしたという。

 ただ、「それがプレッシャーだったのか、(自身の)治療が始まって1カ月ぐらいで急激に変わった」と母親が急変。「夜中にうちに来て、“ここのお家は崩壊する。あなたたちはどうするの”って頻繁に言うようになったり、物を急に片付け出したり食べることを忘れたりする状態になって。息子たちも“おばあちゃん、おかしくない”って」と母親のうつ病が発症した。

 「言っちゃいけないプレッシャーが大きかった。その後、病気のことも公表できるタイミングで“子宮頸がんです”と公表した方が私も母も良い方に向かうだろうと公表させてもらいまして、すると母がみるみる変わっていって良かったです」と薬による治療に加え、古村がガンを公表したことで重荷が下りたのか母親も快方に向かったと語った。

 現在、82歳になる母親は古村の3人の息子からパソコンやスマートホンの使い方を教わり「You Tubeにはまってます」と告白。古村がガン・リンパ浮腫と歩む女性の応援活動をするYouTubeチャンネルを開設していることから「私が(動画を)アップし忘れた時とかは“まだアップできてないけど”ってチェックが入るんです。楽しそうにやってるのが何よりで」と元気に暮らしていると報告した。

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2022年7月7日のニュース