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山下達郎「KinKi Kids」のデビュー曲「硝子の少年」は「内輪からはかなりブーイング」あった

[ 2022年7月7日 23:15 ]

シンガー・ソングライター山下達郎
Photo By スポニチ

 作詞家の松本隆氏(72)とシンガー・ソングライター山下達郎(69)が7日放送の「NHK MUSIC SPECIAL」に出演し、今年デビュー25周年を迎えた「KinKi Kids」のデビュー曲「硝子の少年」誕生の背景を語った。

 松本氏は「なかなかジャニーさんのOKがでなかった。『もっといいの。もっといいのを下さい』っていう感じ」と苦しんだことを明かした。だが、「書斎で書こうとして煮詰まったんですよね。何も浮かばなかったから、居間に来たら家族が歌番組を見ていて、ちょうどKinKiが歌うのを見て『この子たちはガラスだなあ』と思って。なんかね、純粋なんだよ」というのがきっかけでタイトルの「硝子の少年」が浮かんだという。さらに「“ひび割れたビー玉”というのはとってもきれいな感じがして。新しいものばかりじゃなくて、古いものもいいものも、きれいなものがたくさんある。ジャニーズってとってもターゲットを限定するんですよ。女子中高生だね。もっと幅広くてもいいんじゃないかと思って」と歌詞に込められた思いを明かした。

 また、作曲の山下は「アイドルのデビュー曲にもかかわらず、あえてせつないマイナー調のメロディーにこだわりました。それまでのジャニーズとKinKi Kidsの2人とは、かなり違うイメージがありました。光一も剛も声が濡れているといいましょうか。それまでの“パ~ッ!”とした開放感のあるジャニーズの歌声とはちょっと違う印象が強くてですね、それに合わせるにはどうしたらいいかって考えたのが『硝子の少年』って曲であります。当時のジャニーズのイメージとはかなり違う印象を持たれて、内輪からはかなりブーイングをされましたけど、絶対にこの曲じゃないとダメだという、ある程度確信を持って作った甲斐があって、デビュー作の責任を果たせたという思い出があります」と語った。

 その思いを受けた同曲は170万枚の大ヒットに。光一は「本当にすごく僕らを見て下さっていたという事実がここにあることが、改めて自分ら幸せ者だなあって」と語ると、剛も「本当に幸せものだね。彼らはきっと次はこれがいい、こうした方がいいっていうのを見てもらっている気がしますよね」と感謝していた。

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2022年7月7日のニュース