「遊戯王」高橋和希さん急死 武藤遊戯の声担当した緒方恵美「感謝を捧げます、高橋先生」声優界続々追悼

[ 2022年7月7日 20:54 ]

緒方恵美
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 人気漫画「遊戯王」などで知られる漫画家の高橋和希(本名・高橋一雅)さんが死去したことが7日、分かった。60歳。

 突然の悲報に、声優界から追悼の声が続々とSNS上に投稿された。最初のアニメ化作品で主人公・武藤遊戯の声を担当した緒方恵美(57)は「最初に私を推挙して下さったのは先生と伺いました。2クール目に入った頃から視聴率が急上昇、同時にカードが爆発的に売れ始め、劇場版が決まり…チームワークが良かったキャストみんなでいろいろ乗り越えた思い出の作品ーー感謝を捧げます、高橋先生。心よりご冥福をお祈り申し上げます。#遊戯王」と心境をつづった。

 アニメ第2作となる「遊戯王デュエルモンスターズ」で本田ヒロト役でレギュラー出演していたが降板した近藤孝行(44)は「『遊戯王デュエルモンスターズ』は初めてメインキャラの声を担当させて頂いた作品で、途中大病を患って最初で最後の途中降板という経験もした作品。高橋先生にはご飯にも連れて行って頂いて…ご縁を交わした方々の訃報が続き、正直気持ちの整理が尽きません。謹んでご冥福をお祈り致します…」と追悼。

 声優の小野賢章(32)は自身のツイッターで「高橋先生、遊戯王ARC-Vの制作発表の時に、一度お会いしたのですがとても穏やかで優しい印象の方でした。ご冥福をお祈りいたします。」と投稿した。

 前日6日午前10時半ごろ、沖縄県名護市安和の海岸から沖合約300メートルのところにスノーケリングの器具を装着した「死体らしきものが浮いている」と118番があり、消防隊員がうつ伏せの状態で海面に漂流する男性を引き上げていた。その場で死亡が確認されたという。7日、名護海上保安署は死亡したのは高橋和希さんと明らかにした。

 名護海上保安署は取材に対し「高橋さんの下半身には損傷がみられ、つけたのは海洋生物とみられる」とした。地元関係者も「臀部などの下半身に損傷があった。サメかどうかは専門家ではないので分からない」と話している。

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