三浦瑠麗氏「親としては身も凍る思い」　健診中の女子中学生盗撮で医師逮捕　教育現場での監視対策訴え

三浦瑠麗氏
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　国際政治学者の三浦瑠麗氏（41）が4日放送のフジテレビ情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に生出演。健康診断中に女子中学生の下着姿を盗撮したとして、岡山県迷惑行為防止条例違反の疑いで岡山市の医師（47）が逮捕された事件について怒りをにじませた。

　京都府警は4日、岡山市内にある中学校の保健室で健康診断中に女子生徒の下着姿を盗撮したとして、岡山県迷惑行為防止条例違反の疑いで、岡山市の医師を逮捕。府警は今年5月21日、京都市内でモバイルバッテリー型カメラを使い成人女性を盗撮した疑いがあるとして、医師を任意で取り調べていた。所持していたペン型カメラを解析すると、小中学生ら約40人を撮影した動画が入っていたという。

　府警によると、医師は岡山市教委が嘱託する協力医を約10年間担当。岡山市教委によると、本年度から学校医だった。府警は別の学校で健診中にも盗撮した可能性があるとみて調べている。

　この件について、フジテレビの倉田大誠アナウンサーは「あまりにもひどすぎる」と厳しい表情を浮かべると、娘を持つ母でもある三浦氏は「親としては身も凍る思い」と怒りをにじませ、「何よりも小・中学生という年齢でそういう眼差しを向けられて、犯罪の対象になっていたっていうことが、子供たちに与える心理的影響とか心配」と子どもたちを思いやった。

　さらに「ただ、健康診断で下着姿になるって言いますけど、体育の授業で着替えをする時に小学校の教師が透写をするという案件はくり返し起きている。それを学校側ももみ消したり、親も自分の娘たちの画像がアップされるのが怖くて、詮索されたくなくて、表沙汰にしてこなかったっていう部分もある」と指摘。「この問題は相当取り組まないと、性的趣向を持った人間で犯罪の欲求を抱えた人間がそっちの職場に行っている、紛れ込んでいるっていうのはどうにかして、まず厳罰化だし、しっかりと監視対策をやっていかないといけない。性別が違う教員と医師と、子どもたちっていうのは他の人の監視なく居させていいのか」と問題提起した。