岡本玲「そろばん全国大会」への出場がつないだ芸能界への道「東京であったんですよ、同じ日に」

[ 2022年6月30日 16:38 ]

女優の岡本玲
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 女優の岡本玲(31)が30日、文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)にゲスト出演。芸能界デビューの裏側に「そろばん」が大きくかかわっていたと明かした。

 2003年、ファッション誌「ニコラ」の専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能界の扉を叩いた。オーディションに挑戦した経緯を問われると、「私はニコラの読者で、芸能界には興味はなかったんですけど、ニコラに載りたいという動機で受けてみようと思って受けたのがきっかけです」と説明した。

 両親はオーディションを受けることに反対していたという。同誌の二次審査が「東京の編集部に行く」というもの。和歌山県出身の岡本は「それが自腹だったんですよ。和歌山からって数万円かかる。そんな裕福な家庭じゃないので。母親が“受けたってどうせ受からないでしょ、あきらめなさい”というスタンスだった」と振り返った。

 諦めかけていた岡本だが、偶然の一致で東京に行けることになった。「その時にそろばん教室に通っていて、その全国大会が東京であったんですよ。しかも同じ日に」。そろばん教室の先生に「こういうこと(オーディション二次審査)があって出たいんで抜けていいですか?夕方の(そろばん大会の)この部門には出れなくなるんですけど…」と相談したところ、「行ってきなさい」と背中を押されたそうだ。

 「そろばんの全国大会に行く旅費」は自腹ではなかったとし、同大会があったことでモデルオーディションにも参加できた。その後、見事にグランプリを獲得した。「オーディションでそろばんのことは言ったんですか?」と共演者に問われた岡本は、「言いました。だから“そろばんの子”っていうあだ名で呼ばれてました」と懐かしそうに話していた。

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