来年大河「どうする家康」松ケン 松潤と約20年ぶり共演「一緒に枯れて」山田孝之とセット脇で野菜直売?

[ 2022年6月30日 12:01 ]

来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」にレギュラー出演することが決まった松山ケンイチ。徳川家臣団の嫌われ者・本多正信役を演じ、主演作「平清盛」以来11年ぶりの大河帰還
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 俳優の松山ケンイチ(37)が来年2023年のNHK「どうする家康」(日曜後8・00)にレギュラー出演し、11年ぶり2度目の大河ドラマ出演を果たすことが6月30日、番組公式ツイッターで発表された。主演を務めた12年「平清盛」以来の大河“帰還”。徳川家臣団の嫌われ者・本多正信(ほんだ・まさのぶ)役を演じる。主演の嵐・松本潤(38)とは、約20年ぶりの共演。松ケンは「一緒に枯れていく様も含めて楽しんでいけたらと思います」とコメントした。

 希代のストーリーテラー・古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生んだ古沢氏は大河脚本に初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。乱世を平定し、東京の礎となる江戸を築いた家康を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 今回、松山が演じる本多正信は、大久保忠世(小手伸也)の紹介により登用されるも、胡散臭く、無責任な進言をするイカサマ野郎。常識にとらわれない発想を持ち、悪知恵が働き、家康(松本)の小さな野心を刺激。のちに友人となり、家康の天下取りに欠かせない男となる。同じ本多姓でも、忠勝(山田裕貴)とは水と油。

 松山のテレビドラマデビュー作となった02年4月期の日本テレビ「ごくせん」に、今作の主演・松本も出演。「今回また一緒にやらせていただくことがうれしいですし、一緒に枯れていく様も含めて楽しんでいけたらと思います」と久々の共演を心待ちにしている。

 豊臣秀吉役のムロツヨシとは「平清盛」でも共演した(ムロは清盛の異母弟・平忠度役)。

 「今でも初めてリハーサルをした時のことは忘れられません。初めてお会いしたのはリハーサル室で、ムロさんの役は初登場で最初からものすごい量のセリフがありました。僕は正座しているムロさんの後ろに座り、初登場とは思えないほど、完璧に平安時代の言葉使いを流暢に話していました。後ろからは微動だにせず口から発せられる完璧な台詞回しに聞き入っていると、ふとムロさんの足の指が目に入りました。微動だにしない後ろ姿の中で唯一、足の指だけがチョコチョコとリズムを刻んでいるように見えて。僕はその指先が妙に可笑しくなって笑ってしまいました。“何笑ってんだ!”と軽く怒られましたが、今回も、もしムロさんとリハーサルができたらまた注目してみたいと思います」

 現在は北日本に移住し、農業も。服部半蔵役の山田孝之とは野菜作りが共通点とあり「是非、情報交換などできればと思います。撮影中にはセット脇に自分たちが作った野菜を売る直売所を設置するのもいいかもしれません」とビッグプラン(?)を披露した。

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2022年6月30日のニュース