「鎌倉殿の13人」迫田孝也が語る範頼の最期 善児は予感的中 散り際「あっさりと」“週末の男”の理想像
「鎌倉殿の13人」源範頼役・迫田孝也インタビュー(下)
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俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は19日、第24回が放送され、俳優の迫田孝也(45)が好演してきた源範頼の最期が描かれた。今作随一の“いい人”として、ドラマ中盤を牽引。オンエア終了後、SNS上には悲しみの声があふれ返り、瞬く間に「蒲殿ロス」が広がった。迫田にラストシーンの舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
第24回は「変わらぬ人」。源頼朝(大泉洋)と万寿(金子大地)が「富士の巻狩り」を終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也)を許さず、余波が鎌倉を揺るがし…という展開。
範頼は起請文を書き、身の潔白を訴えたが、頼朝は厳しく詮議。さらに大江広元(栗原英雄)が起請文の文面に難癖をつけ、範頼は「もう結構にございます」と自ら身を引いた。そこへ比企尼(草笛光子)が現れ、頼朝を叱責。範頼は死罪を免れ、伊豆・修善寺に幽閉、謹慎となった。
大姫(南沙良)は巴御前(秋元才加)に励まされ、入内を決意。しかし、丹後局(鈴木京香)の洗礼に萎縮。寝所から抜け出し、雨に打たれると高熱を発し、鎌倉に帰った後も体調は悪化。「私は、私の好きに生きてもいいのですか。好きに生きるということは、好きに死ぬということ。死ぬのはちっとも怖くないのだって、死ねば義高殿に会えるんですもの。楽しみで仕方ない」。母に見守られ、20歳の生涯を閉じた。
大姫の病死は範頼の呪詛が原因だと思い込み、頼朝は怒りに震える。村人と畑仕事中の範頼を善児(梶原善)が襲った。
範頼の最期には異説があるが、今作はドラマオリジナルキャラクターの善児が手にかけた。「私としては、もう流れ的に善児が第1候補でした。それこそ、第1話から読み続けてきて、上総介の最期にも関わっていましたし、範頼を討つのは何となく善児なんじゃないかと。だから、今回の台本を読んだ時はやっぱりなと思いました」と予感的中を明かした。
「それと、今回の台本から感じたのは人の命の儚さ。そういう意味でも、源氏の血筋を引いていても1人の人間としてあっさり殺される絵が浮かびました。演出の安藤(大佑)監督も同じイメージ。最期の表情を残そうとか、どうしても役者としては欲が出ますが、なるべくあっさりと、を心掛けました。ここは、役者としての粘りを消そう消そう、と。派手な散り際とは真逆の方が、範頼という人間に一番合っていると思いました」
実は4月3日、長野県上田市で木曽義仲役・青木崇高とトークショーを行った際、「善児に討たれるとしたら、どんなシチュエーション?」について語っていた。迫田の答えは「それは、ひと思いに。サクッと」だった。
「善児もプロなので、もう一撃でしょうね、と。だから、シーンとしては(梶原)善さんに委ねました。最期は兄弟のことを思い描いていた気がします。第10話(3月10日)で5兄弟が揃いましたが、この時代じゃなかったら、範頼としては本当にただ仲良くやりたかったんだと思います。兄弟として楽しかった時間をずっと残しておきたい。最期のシーンは、そんな思いが頭の中を駆け巡っていました」
今月12日に最終回を迎え、大反響を呼んだTBS日曜劇場「マイファミリー」で存在感。昨年1月期のTBS日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」、昨年10月~今年3月の日本テレビ「真犯人フラグ」など“キーパーソン役”も続く。最後に今後の展望を聞いた。
「ちょうど週末放送の作品が続いたので、友人からも“月曜日に出勤して話題になるネタをありがとう”みたいなLINEやメールをもらったりするんです。エンタメ業界に携わっている者として、やっぱり凄くうれしい言葉。これからも、そういう作品を作り続けていきたいと思います。演じるだけじゃなく、バラエティー番組も、エッセーを書いていても楽しいので、どんどん表現の場は広げていきたいです」
役者としての理想像は「水は方円の器に随(したが)う」ということわざ。水は容器の形により四角くも丸くもなる。「求められるがままに、いろいろな形になりたいと思います」。今回の源範頼役は“静の芝居”に挑み、新境地を開拓。今後、さらなる変幻自在ぶりに期待が高まる。
=おわり=
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