フジ「元彼の遺言状」　大河から局またぎで話題、大泉洋の役柄

“バディ”として難事件を解決していく綾瀬はるかと大泉洋
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　4月期のフジテレビ月9ドラマ「元彼の遺言状」（月曜後9・00）は、綾瀬はるか（37）演じる気の強い弁護士・剣持麗子が難事件を解決していく物語だ。“相棒”となるのが大泉洋（49）。原作の同題小説では事件の依頼人として登場するだけだが、ドラマでは綾瀬と行動を共にする存在となる。プロデューサーの金城綾香氏は「気を使わずに話せて、恋愛を感じさせない年上の男性。大泉さんがピッタリだった」とキャスティングの狙いを明かした。最初はぎごちない関係性だが、徐々に打ち解けていく。「2人が本物のバディになっていく過程もぜひ楽しんでほしい」と願った。

　くしくもドラマの放送前日の日曜日には、大泉がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝役を演じている。裏切りもいとわない腹黒い役柄だけに「元彼…」の初回放送では「絶対に大泉が犯人だ」との視聴者の声が続出した。金城氏は「局をまたいで視聴者が楽しんでくれるのはありがたい。（大河の）24時間後には優しい大泉さんが帰ってくるので安心してほしい」と大河との“相乗り”を歓迎した。（続く）