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芸能一家の中で育った山本圭さん 演技派として欠かせない存在に

[ 2022年4月26日 05:00 ]

山本圭さん死去

山本圭さん家系図
Photo By スポニチ

 叔父は「にっぽん泥棒物語」(1965年)や「白い巨塔」(66年)などで知られる山本薩夫監督で、圭さんも叔父の「乳房を抱く娘たち」(62年)でスクリーンデビューを飾った。

 兄の山本学、弟の亘も俳優。末の妹もいっとき民芸で学ぶなど、圭さんは芸能一家の中で育った。建築家だった父親は男3兄弟のうち誰かに継いでほしかったようだが、叔父の影響が強すぎてか、その夢はかなわなかった。

 兄たちの後を追って俳優座に入団した亘の初舞台は、定期公演の「原理日本」。圭さんがいきなり胸を貸した。田村高広さん、正和さん、亮の「田村3兄弟」ではないが、「山本3兄弟」もそれぞれ芸能界に欠かせない存在感を示してきた。

 圭さんは66年に出演したドラマ「若者たち」が評判となり、映画化3部作でその人気を不動のものにした。その後も「戦争と人間・第二部」やプロレタリア作家をリアルに演じた「小林多喜二」などで、演技派として実力を磨いていった。長兄の学、弟の亘も先立った圭さんに悲しみを募らせているだろう。

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