フォンチーと「ピース」又吉が林外相を表敬訪問　フォンチー「初めてのお芝居は吉本新喜劇さん」

外務省を訪れたお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹（左）とフォンチー（右）
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　日本育ちのベトナム人女優フォンチー（31）とお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹（41）が25日、東京・霞ヶ関の外務省を訪れ林芳正大臣を表敬訪問した。

　女優の白石聖主演、フォンチー出演のBSよしもと開局記念ドラマ「ファーストステップ～世界をつなぐ愛のしるし～」が今月27日午後7時から放送。外務省新入職員とベトナムに住む妊婦の交流を通じ、国際協力の現場で活躍する人々の姿を描く。母子健康手帳がテーマで、又吉はナビゲーターを務めた。

　対面を終えたフォンチーは「外務省に来る事なんてないので緊張。“このドラマを通じて、ODA（政府開発援助）について若い世代に知ってもらえたらいいね”という話をしました」とやり取りを振り返る。この日はベトナムの民族衣装「アオザイ」で登場し、「色味も含めて、爽やかで春っぽいものを選びました」と笑顔を見せた。又吉は「林大臣が“ピース”のことを知っていてくれてうれしかったです」とにこり。ドラマについては「基本的にシリアスな話ですが、笑える部分もある。漫才やコントもストーリー仕立てで作られているので、吉本とドラマ制作において共通する部分も多いのではないでしょうか」と話した。

　2010年から芝居の世界に入ったフォンチーだが、「舞台で初めてのお芝居は吉本新喜劇さん」だと明かす。アイドルグループ「アイドリング！！！」在籍当時、お笑いコンビ「次長課長」らと新喜劇に臨んだそうだ。「私にとってのスタートは吉本さんだと思っているので、スタートに携われるのがうれしい。また機会があれば、BSよしもとさんでなにかやりたい！」と言うと、又吉は「いいですね。芸人みんな喜びますよ」と語った。