橋下徹氏 平野歩夢の金メダル“サブチャン騒動”に「嫌だという人は受信料を払わないという選択肢を」

[ 2022年2月14日 09:28 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北京冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝で、平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が悲願の金メダルを獲得した際の“サブチャンネル騒動”に言及した。

 NHKの中継で、暫定2位でラスト3回目を迎えた平野歩夢がまさに今から滑るというタイミングで中継がサブチャンネルに移行。移行のやり方が分からず逆転での金メダル獲得の瞬間を見逃す人が続出したほか、サブチャンネルの画質は本放送より劣るため、歴史的瞬間が鮮やかな画質でなかったことに憤りを募らせるファンも多く出た。

 番組のアンケートでは、約半数の人が「見ることができた」と回答したが、橋下氏は「僕はこれ、NHK、大問題だと思います」と指摘。そして「逆に言えば、半分の人が見ることができていないわけですよね。僕は、公共放送は必要だと思ってますが、受信料を強制徴収するのは、ニュースとか報道とかそういうものだという持論を前提にするとですね、NHKとしてはニュースが重要だということで切り替えたわけですよね。そういう編成に対して、嫌だという人は受信料を払わないという選択肢を本来、与えてあげなきゃいけないのにNHKはそれを与えてないわけですよ。強制徴収なわけですから」とコメント。

 「平野選手の競技を全部見たいという人もいたはずなのに、そういう意思表示を示すことが受信者の方としてはできないわけですね。これ今月もし受信料を徴収した時に、半数の人たちが“きちんと見ることができなかったんだから受信料全額払わないよ”ってことを言い出した時に、NHKはどうするのかなと」と自身の考えを述べた。さらに「それからNHKの受信料については義務化はおかしいと、やっぱり見たい人が払うべきだという考え方を持っている政党もあるわけですから、これはもしかすると国会の追及ネタにもなりそうな気もするんですねどねえ。それくらい重要な問題だと思いますよ」と話した。

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2022年2月14日のニュース