桂文珍が「笑点」出演で存在感、脳梗塞で療養中・円楽の代役務め「大喜利できたよー」

[ 2022年2月13日 18:21 ]

落語家の桂文珍
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 落語家、桂文珍(73)が13日放送の日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)に出演。先月25日に脳梗塞で入院、療養している三遊亭円楽(72)の代役を務めた。

 番組冒頭で「今日は私、桂文珍が円楽さんの代演を務めさせていただきます」と報告した。上方落語界の重鎮は続けて「笑点に行くんだと言いましたらですね、上方の落語協会のメンバーが『いや、私が行く』『俺が行く』って、こうみんな言いまして。まぁ円楽さんの人望のすごさというものを改めて感じましたが」と話しつつ、「みんなを蹴落としてやってまいりました」と、オチをつけた。

 文珍は同番組の「大喜利」コーナーに初登場。司会の春風亭昇太から「先週は5名で頑張りましたけど、今週はこの方が円楽師匠の代わりに駆け付けてくれました」と紹介され、笑顔を浮かべた。「私、円楽さんの助っ人で来たんですけどね。家族に笑点に出るよっていったら『大喜利できるの?』って言われました」と話して、盛り上げた。 不在の円楽と五輪シーズンをからめて、「円楽をスポーツに例えて」とのお題が出た。文珍は「円楽さんはフィギュアスケートのような方です、頭の回転が速くて表情(氷上)がいい」と披露。女子高生にふんしてカツラをかぶるシーンもあり「自分の映るのをモニターで見てね『妹が来たわ』って思った」と苦笑した。最後はカメラ目線で「大喜利できたよー」。一言で爆笑をさらい、存在感を示した。

 円楽は先月25日に入院。所属事務所によると、都内の自宅で体調が悪そうにしているのを家族が気付き、病院に連れていったところ、脳梗塞と診断された。復帰の時期は未定だが、2月いっぱいは休養させる方針だという。事務所の公式サイトは先月28日、「現在も入院中ではございますが、早くもリハビリを開始しており、車椅子にて移動が可能であること、食欲もあり、食事が摂れていること、自身のスマートフォンから電話がかけられていることをご報告申し上げます」と伝えている。

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