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「演劇界」休刊発表に歌舞伎俳優から無念の声、続々 松本幸四郎「厳しい現実」 片岡孝太郎「寝耳に水」

[ 2022年1月12日 15:15 ]

松本幸四郎
Photo By スポニチ

 小学館と同社傘下の演劇出版社は11日、前身から115年の歴史を持つ歌舞伎専門誌「演劇界」を3月3日発売予定の4月号で休刊すると発表した。

 この発表を受け、歌舞伎界から無念の声が続々と上がった。坂東彌十郎(65)は12日に更新した自身のブログで「私も随分お世話になりましたが昨年五月から舞台を離れていて次の舞台も決まっていない私は長期間掲載されないままの休刊になってしまいます。寂しいです。ショックです」と悲痛な声。片岡孝太郎(53)も12日に自身のブログで「今の歌舞伎興行もそうですが、あるのが当たり前で我々役者は舞台に上がってきましたが、このニュースは寝耳に水だったのでショックです」とつづって休刊を惜しんだ。

 11日には、松本幸四郎(49)が自身のブログに「歌舞伎をご覧になっている方や歌舞伎をこれから知っていただく方にとって最高のバイブルであり、観劇記念でもあり、ナビゲーターでもあります」とした上で「歌舞伎に対しての厳しい現実を受け止めて前進していきます」と投稿。中村福助(61)も「演劇界の休刊、寂しいです。はじめて表紙に載せてもらったのは20歳の時の7月号。俊寛の千鳥でした。懐かしいなぁ」と寂しさをにじませた。

 また、昨年8月に「演劇界、表紙私です」と書き込むなど、これまでブログで度々「演劇界」について触れていた市川海老蔵(44)は12日午後3時間現在、ブログで休刊の話題には触れていない。

 「演劇界」は1907年創刊の「演芸画報」が母体。戦時中の43年に創刊され、休刊を経て50年に月刊誌として復刊。現在、唯一の歌舞伎専門誌で、歌舞伎俳優のインタビューや舞台写真、劇評などで親しまれている。2007年に、誌面をリニューアルし、表紙写真は写真家の篠山紀信氏が担当。歌舞伎関係者は「若手俳優にとっては、インタビューが掲載されたり表紙になることが夢」と話しており、歌舞伎俳優にとっても特別な存在だった。

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