M-1敗者復活はハライチ!ラストチャンスで初V狙う 決勝10組出そろう

[ 2021年12月19日 20:00 ]

「ハライチ」の澤部佑(左)と岩井勇気
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 お笑いコンビ・ハライチが「M-1グランプリ2021」の敗者復活戦を勝ち抜き、5年ぶり5度目の決勝大会に駒を進めた。この日午後、都内で開催された敗者復活戦を勝ち抜いた。

 決勝大会の順番を決める「笑神籤(くじ)」で、ゲストの東京五輪柔道女子金メダリストの阿部詩(21)が4番手で「敗者復活」の枠を引き、コンビ名が発表された。特設会場で吉報を聞いた澤部佑(35)は「めちゃくちゃかっこいいでしょ!ラストイヤーで!」と絶叫で喜びを表現。岩井勇気(35)も「予選で1回落としやがったな!見てろよ!」と雪辱を期して本番会場へ移動した。

 今大会で結成15年以内という出場資格を失うため、ハライチにとっては最後の挑戦。屋外で行われた敗者復活戦では、澤部がTシャツ1枚、岩井もTシャツにカーディガンという薄着で登場し、最後の挑戦にかける気合を表現した。

 敗者復活戦では、ボケの岩井演じる悪魔との契約で、澤部が寿命と引き替えに微妙な力を得て慌てふためく男を熱演した。4分の持ち時間を40秒ほどオーバーし、タイムアップを知らせる爆発音が鳴ると、澤部が「ボカンじゃねえ!うるせえ!」とネタに盛り込む瞬発力も見せ、笑いを誘った。ネタ披露後は、澤部が「ぶちキレちゃった。すみません。ほんとにイラッとしちゃった」と本音をポロリ。岩井は「M-1賭博に番狂わせを起こしたいですね」とブラックジョークで笑わせた。

 敗者復活戦は、準決勝で敗退した16組から1組だけが勝ち上がる狭き門。過去にはサンドウィッチマン(07年)、トレンディエンジェル(15年)が敗者復活戦から勝ち上がって優勝しており、ハライチが勢いに乗って3組目の敗者復活Vなるか注目だ。

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