中尾ミエ 瀬戸内寂聴さんと最初で最後の対面と驚きの展開とは?「何で?1度しかお会いしていないのに」

[ 2021年11月12日 17:44 ]

中尾ミエ
Photo By スポニチ

 歌手でタレントの中尾ミエ(74)が12日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、9日に心不全で死去した、小説家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんとの思い出を語った。

 初めての出会いは偶然だったという。「新幹線で偶然、お会いして、初めてだったんですけど。あのころ、(新幹線が)名古屋まで止まらなかったから、ずっとお話ししてて」。初対面にもかかわらず、話に花が咲いたことを明かした。

 すると、その後、驚くことが起きたという。「しばらくして、『笑っていいとも!』のテレフォンショッキング?友達の輪で、寂聴さんから私につながってきたの」。芸能人、著名人が知り合いに電話をつなぎ、日替わりでゲスト出演する人気コーナーで、寂聴さんからバトンが回ってきたそうで、「私、『え~!何で?1度しかお会いしていないのに』と思って」と振り返った。

 結局、自分を指名した理由は聞けないままだったという。「お会いしていないんですよ、その後。それっきりなんですよ」と話し、「1度、(寂聴さんが住んでいた)寂庵に訪ねに行ったんですけど、ちょうど具合が悪くてお会いできなくて」とも。本をほとんど読まない中尾だが、「『源氏物語』だけは全巻、持ってます」と、寂聴さんの著書も愛読していたことを明かした。

 99歳での大往生に、中尾は「本当にいろんなことを経験なさった方だから、悔いのない人生だっただろうと思いますよね」と故人をしのんだ。 

続きを表示

2021年11月12日のニュース