加藤登紀子 印象的だった瀬戸内さんとの対談時の言葉 「なんというか率直な方で…でも楽しいですよね」

[ 2021年11月12日 09:06 ]

加藤登紀子
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 歌手の加藤登紀子(77)が12日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。9日に心不全のため、99歳で亡くなった作家で天台宗の僧侶の瀬戸内寂聴さんをしのんだ。

 関係者によると、10月に体調を崩し、京都市内の病院に入院。週刊誌の連載は休載が続いたが、亡くなる2週間ほど前にはエッセーを執筆するほど体力が回復していたという。葬儀は近親者のみで執り行い、後日都内でお別れの会を予定。瀬戸内さんは、不倫や出家など波瀾(はらん)万丈の人生を駆け抜け、生涯で400冊以上を執筆。芸能人から市井の人までさまざまな立場の人に寄り添い、説法を届け続けた。

 加藤は、21歳でデビューしてすぐに瀬戸内さんに会ったと言い「“あなた、まつ毛がすごいのね”と会うなりおっしゃって“触らせてくれる?”って言って、まつ毛を触られました」と回顧。最後に会ったのは、瀬戸内さんが94歳の時の対談で「その時は根掘り葉掘りたくさんお話ししました。“それにしてもよく出家なさいましたね?”とお聞きしたら、“あなた、それしか方法がなかったのよ。もう収拾がつかなくなったの、男関係で”って。なんというか率直な方で…でも楽しいですよね」と印象的だった出来事を振り返っていた。

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2021年11月12日のニュース