谷原章介「まだ実感がわかない」 26日放送「アタック25」最終回

[ 2021年9月25日 05:30 ]

谷原章介
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 46年半の歴史に幕を降ろすABCテレビ「パネルクイズ アタック25 最終回1時間スペシャル 史上最強のチャンピオン決定戦!」(26日後0・55)の収録がこのほど行われ、3代目総合司会の谷原章介(49)が「まだ、最終回が終わったという実感がわかない」と収録後に心境を明かした。

 最終回は、過去のトップ賞獲得者限定での予選を勝ち抜き、東日本6人、西日本6人の代表者が集結。「クイズの伝道師」「元祖クイズ女王」「最速早押しマスター」「アタック25を愛しすぎる男」などの肩書がつけられて紹介された。

 東西ブロックに分かれた予選ラウンドは4問先取で勝ち抜け。東西ブロックから2人ずつが決勝ラウンドに進み、25枚のパネルに相対するいつもの戦いが繰り広げられた。

 収録後、15年4月からMCを務めてきた谷原は6年半の思い出を振り返った。月2回、朝の帯番組を終えてから来阪。「ちょっとした非日常で、気持ちがリセットされていました。ここまで視聴者の方と直接繋がれる番組は、他にないんで、とても貴重な時間でした」と番組へ感謝。コロナ禍のこの1年半、収録後にスタッフとも交流ができず、「時間を共有することがなくなってしまい、とても残念です。そんな中で番組が終わってしまうのはとても悲しい」と残念そうだ。

 最終回については「とても温かい大会でした。出場してくださった皆さんが、本当に『アタック』のことを愛して下さっている。最後は勝ち負けをつけましたけれども、自分が最後のチャンピオンになって人を打ち負かしたい、とかそういうモチベーションではなく、過去の自分より上に行きたい、自分の弱いところを最後に克服したい、というような、自分自身との闘いをしていただいた気がします」と出演者を称えた。最後は泣いている出演者もいたそうで「皆さんに愛された番組に携わらせていただけたことは本当に幸せでした」と語った。

 最後も視聴者、出場者に対して「本当に感謝しかないです。視聴者の方が見てくださって、出たいと思ってくださって、多くの方が参加されてきたことで繋がったこの46年余り。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、同時に僕のところでバトンを次に渡せなかったことに、申し訳ない思いもあります」と感謝。さらに「最後は本当に素晴らしい大会になったと思いますので、是非とも皆さんに番組をご覧いただき、見届けてもらいたいと思います」とPRした。

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