“棋士のまち加古川”で新四段2人がお披露目 師匠はともに井上慶太九段、門下のプロ棋士は総勢6人に

[ 2021年9月25日 19:27 ]

10月1日付けでの四段昇段の祝福を受ける(右から)横山友紀三段と狩山幹生三段
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 10月1日付けで将棋界のプロを指す四段に昇段する横山友紀三段(21)と狩山幹生三段(19)が25日、第11期加古川青流戦決勝3番勝負第1局が行われた兵庫県加古川市の大盤解説会場で両者の師匠・井上慶太九段(57)から地元ファンにお披露目された。

 同市では出身の神吉宏充七段(62)が1983年に棋士になって以降、同じく出身の久保利明九段(46)らゆかりの棋士が5人に達したこともあり「棋士のまち加古川」を掲げて将棋を取り入れた街づくりを進める。新四段2人は修業時代を過ごした「棋士のまち」への愛着を大盤解説会で語り、「将棋を勉強する上で環境は大事と分かった」と横山、狩山は「加古川で勉強できたから棋士になれた。イベントがあるときは足を運びたい」と力を込めた。

 コロナ禍まで月に2回、一門での研究会があった。同市出身の横山は、そこで兄弟子から学んだ勉強法が四段昇段に役立ったと回想し「内容のいい将棋を指したい。四間飛車を突き詰めたい」。大山康晴十五世名人の出身地、岡山県倉敷市からその大山以来81年ぶりの棋士になった狩山は「兄弟子の強い先生と指せる機会があったことで、目標を立てることができた」と感謝を語った。

 井上門下はA級棋士の菅井竜也八段(29)、名人戦経験者である稲葉陽八段(33)、船江恒平六段(34)、出口若武五段(26)に加えて今回6人まで棋士が増えた。両者が参戦し、11日に最終局があった第69回三段リーグは半年間で2つの昇段枠を37人で争った。2人が“卒業”してもまだ6人、三段リーグに門下のプロの卵がいる井上は「次は上野裕寿三段あたりに上がってくれへんかなと思ってます」と7人目の棋士誕生を早速、期待した。

 なお、3番勝負の第1局は井田明宏四段(24)が服部慎一郎四段(22)に97手で勝利した。

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