金子恵美氏 丸川五輪相の“絆”発言「精神論ばかり言っていると、むしろ疑念が」

[ 2021年5月11日 15:44 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(43)が11日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。東京五輪・パラリンピック開催をめぐる丸川珠代五輪相の発言についてコメントした。

 丸川五輪相はこの日、定例会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大により今夏の東京五輪・パラリンピック開催に反発の声が集まる中、「東京大会開催は特にコロナ下で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考えている。特別な努力をしたアスリートが真剣勝負を繰り広げ、その努力を称え合う姿は必ず人々にお互いを許し合い、喜びを分かち合う思いを取り戻してくれると信じています。東京大会は世界中の人々が新たな光を見出すきっかけになると考えています」と開催意義を強調した。

 金子氏は「今ここにきて、精神論と言ったらいいんでしょうかね。目的・ゴールはそうなんだけど、そのためのプロセスがどうなるのかっていうところを今、国民が求めている」と国民の気持ちを代弁し「その中で、逆に精神論ばかり言っていると、むしろ疑念が湧き上がってしまう」と指摘。

 「外部との接触を遮断するバブル方式をとるっていうことであれば、具体的にどういう感染対策をオリンピック会場においては行うのか、万が一陽性者が発生したときにはどういう対応するのかっていう綿密なルールっていうのは、もう設定していなければならないはずなので。国民も選手のみなさんもイメージできるようなことを、そろそろするべきときが来ていると思います」と語っていた。

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2021年5月11日のニュース