町山智浩氏 日米のコロナ経済対策の違い指摘 米は「ガンガン給付」、日本は「出す方向間違ってる」

[ 2021年5月11日 18:56 ]

 米国在住の映画評論家・町山智浩氏(58)が11日、TBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に電話出演し、日米のワクチン接種状況や政府の対策の違いについて語った。

 既にワクチンの接種を終えたという町山氏は「何の手続きも、何の会話もない。車からすっと打ってもらって。ドライブスルーで。おしまいです。スマホの予約も1分です」と、予約電話のパンクなど混乱が起きている日本とは対照的な状況を伝えた。

 米国では成人のワクチン接種率が58%を超え、昨年3月から完全休演しているブロードウェーでの劇場公演が、9月にも再開される見通しであると報告。「日本はズルズルいろんなことをあいまいに続けてたじゃないですか?メリハリがなかったけど、アメリカはメリハリがあった」と違いを説明した。

 町山氏によると、米国が思い切った策に出られた理由は、経済支援の手厚さだという。「ものすごいお金をガンガン給付したりしてますから。失業保険で週にもらえるのが1人3万円なんですよね。バイデンさんが法案にサインしたんですけど」。今後は、子供を含む国民全員への20万円ずつの給付など、計207兆円のコロナ経済刺激策が動くとも話した。

 対照的に町山氏は、日本について「日本もGoToトラベルで2・7兆円出してるんですけどね。出すものが違う、出す方向を間違ってるという」と痛烈に指摘。「ワクチン予算が日本が3000億円くらいらしいですね、接種の予算が。全然ケタが違いますね。でもオリンピックは1兆6000億円も出すんで、よく分からないですよ、日本って」と、予算の行方に疑問符を付けた。

 町山氏の指摘に、「南海キャンディーズ」山里亮太(44)は「よく分からない状態のところに、誰も分かる説明をしてくれないという、一番つらい状況です」とこぼしていた。

 町山氏はさらに、トランプ前大統領の失脚について、コロナ対策の失敗が主な理由だったと分析。「普通、そういう失敗したら落選するでしょう?(日本が)なぜしないのか、よく分からない。なぜ政権が維持され続けるのか分からないですけど。すごく不思議で、日本のコロナ状況」と付け加えた。

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