ミルクボーイ 漫才さぼった過去 ギャンブル三昧、淡路島で週6BBQ、不仲…「まったくウケなかった」

[ 2021年5月11日 09:18 ]

ミルクボーイ
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 お笑いコンビ「ミルクボーイ」が10日深夜放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月深夜0・15)に出演。過去にどん底の5年間があったことを明かした。

 2019年のM-1グランプリを史上最高点で制したミルクボーイ。しかし、11年からの5年間、漫才をさぼっていた過去を明かした。この5年間の新ネタはわずか3本。昨年は披露したネタは130本だけに、いかに悲惨な状況だったかがわかる。

 大学の同級生である駒場孝と内海崇(ともに35)は、とんとん拍子で吉本入りも、10年にM-1がいったん終了すると目標を失った。「〇〇芸人」などとネタ以外の特技が求められる流れに乗るべく、単独ライブでほぼ漫才せずにけん玉を披露。13年から賞レースにまったく残れなくなったという。

 さらに、社長との人脈が大事と聞いた真面目な駒場は「淡路島で週6日バーベキューしていた」という。これはただ遊んでいたわけではなく「先輩づきあいして呼んでもらった時に結果を残せば売れるんじゃないかと」と仕事のために毎回違う先輩と連れ立って、売れるチャンスをつかもうと必死だった。漫才のために、寝る間も惜しんでアルバイトしながら週6の淡路島、夜の先輩付き合いもして、ネタ合わせも来ていたことから「スーパーマン」と呼ばれていたという。

 一方の内海はギャンブル三昧。駒場が先輩に呼ばれてネタ合わせの時間が少なくなると「やった!競馬できる!」と競馬、競艇などにどっぷり浸かった。駒場は「先輩付き合いはお笑いのため、でもギャンブルはお笑いにつながらない」と2人の気持ちがバラバラに。週1回のネタ合わせも会話はなく「劇場でもまったく受けず、スベっても反省会もない」という悪循環にはまったという。

 駒場は「1年は余力でできてしまうので、さぼってることに気づかなかった」と振り返った。

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2021年5月11日のニュース