ガガの愛犬を盗んだ5人の犯人グループが逮捕される 犬を返した女性も犯人の1人

[ 2021年4月30日 07:53 ]

 人気歌手レディー・ガガ(35)の飼い犬を散歩させていた男性が銃撃され、そのうち2匹が奪われた事件でロサンゼルス警察は29日、5人の犯人グループを逮捕したことを明らかにした。

 事件は2月24日にハリウッドの路上で発生。ガガの愛犬3匹を散歩させていたライアン・フィッシャーさんが、白いセダンから降りてきた2人組の男に襲われて2匹を奪われた。愛犬は1匹で数千ドルもする高価なフレンチブルドッグ。これが犯行の動機だったとされているが、ガガの愛犬だったことを知っての犯行だったとは断定されていない。

 この時抵抗したフィッシャーさんは犯人1人に発砲されて重傷(現在は回復)。ガガはツイッターで「2匹を無事に戻してくれれば50万ドル(約5500万円)を支払う」と訴え、事件発生から2日後の26日になって通報用のメール・アドレスに連絡があった。

 警察当局によれば発砲したのは18歳の少年で、19歳の少年とラファイエット・ホエイリー容疑者(27)の2人を加えた3人が主犯格。AP通信によればいずれも地元のギャングのメンバーだったとされている。さらに犯行を手助けしたとして19歳の少年の父親でもあるハロルド・ホワイト容疑者(40)と、その知人で通報用のメールに犬の所在を届け出たジェニファー・マクブライド容疑者(50)も逮捕。なおマクブライド容疑者が50万ドルを受け取ったどうかについては明らかになっていない。

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2021年4月30日のニュース