おぎやはぎ カンニング竹山への都の抗議文に「トランプっぽいね」

[ 2021年4月2日 12:22 ]

「おぎやはぎ」の矢作兼(右)と小木博明
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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明(49)が1日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」(木曜深夜1・00)に出演。タレントのカンニング竹山(50)の発言を巡り、都がTBSと竹山の所属事務所「サンミュージック」に抗議文を送付していた問題について私見を述べた。

 発言は3月28日のTBS「アッコにおまかせ!」の生放送でのもの。小池都知事やユーチューバーらが出演する広報動画の制作について、竹山が「全部じゃないけど、そのうちの1本に4・7億円の税金が使われている」と語った。だが、その後「動画制作費ではなく、広告全体の経費でした」と番組内で訂正して謝罪した。都は翌29日に文書を送付。スポニチ本紙の取材に「動画の制作費用は8本で計1800万円。4・7億円が何を指すのかは把握していない」とした。

 小木は「竹山さんみたいにね、言われるときあるじゃん、クレームが。東京都から」と切り出すと、「その場で謝罪したんでしょ。そうよ。竹山さんが間違っているということを言って。数字ね。ビデオ制作費に4億何千万円って。高い高いって。でも実際は間違ってて千何百万だったみたいな。全部の総工費というか、宣伝のね。それが4億何億だった。あの人は1個の動画が4億いくらだって説明したの。全然違ってて。全体が4億で」と説明。「で訂正までしました。謝ったんだよ。なのに、そっから東京都から訂正とお詫びをしろと。とうとう来ましたよ。日本の民主主義に、上からの圧力が」と語った。

 矢作兼(49)が「トランプっぽいね」と言うと、小木も「トランプっぽいよね。そんなことがわざわざいち個人、いちタレントに対してくるんだっていう。ちょっと怖い世の中になってきましたよ」。矢作はまた「俺たちだって、生放送でもしさ、なんか言われて。その場で訂正したとしてもチャンネル回しちゃってる可能性あるから」とすると、小木も「そうね。そこなんだよ」。矢作がさらに「言っちゃったあとに、1時間後か30分後に謝られても、知らない人もでちゃうからっていう事なんじゃないの」と話した。

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2021年4月2日のニュース