渡辺明棋王が9連覇!タイトル獲得通算28期で歴代単独4位、谷川九段抜き「小さい頃から目標。誇らしい」

[ 2021年3月17日 17:11 ]

渡辺明棋王
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 将棋の第46期棋王戦5番勝負第4局は17日、東京都内の東郷神社で行われ、渡辺明棋王(36)=王将、名人含む3冠=が挑戦者の糸谷哲郎八段(32)を下して通算成績を3勝1敗とし、防衛で9連覇を達成した。同時に通算タイトル獲得数を歴代単独4位の28期とした。

 渡辺は13、14日に島根県大田市で行われた第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第6局で永瀬拓矢王座(28)に勝ち、シリーズ4勝2敗で3連覇したばかり。タイトル通算獲得数27で谷川浩司九段(58)に並んでから、わずか中2日で抜き去った。

 将棋界のタイトル通算獲得数1位は羽生善治九段(50)の99期。2位は大山康晴15世名人(故人)の80期で、3位は中原誠16世名人(73)=引退=の64。

 ▼渡辺棋王 (9連覇について)自分の記録(竜王戦)に並んだのは意識していたことなので達成できて良かった。(タイトル28期は)一概には比べられない。谷川先生は小さい頃から目標にしていたので、それは誇らしいことです。

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2021年3月17日のニュース