渡辺VS永瀬 対局場検分「静かな場所」「集中できる」王将戦、23日から大阪・高槻で第2局

[ 2021年1月23日 05:30 ]

第2局を前に「新慶」と揮毫(きごう)する渡辺王将 (撮影・奥 調)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は23日、大阪府高槻市「山水館」で第2局が始まる。第1局は渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が挑戦者・永瀬拓矢王座(28)に先勝。22日は対局場検分が行われ、各自対局に備えた。

 山水館での王将戦は3年連続3回目。しかも渡辺は全て出場しているとあって、「自然の音しか聞こえない静かな場所。1回目来たときからいい対局場だなと思った」と好相性を語り、永瀬も「初めて来たが集中できる」として、検分も手短に終了した。

 検分前には同市のしろあと歴史館を訪問。城跡から出土した将棋駒をきっかけに同市と日本将棋連盟は18年、包括連携協定を結んだ。「歴史的なものも多いし、ピッタリしたご縁」と渡辺は支援に感謝した。

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